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| 『２０１２国際ウエルデングショーが大阪に！』 |
日本国内における溶接接合機材の最大の展示会が今年は大阪で11日から4日間開催されました。
日本の大手メーカー2社が出展せず、ちょっと異常と思われる結果でしたが、出展された企業にはそれなりの成果はあったのではないでしょうか。
新潟大阪間の夜行寝台列車が先月廃止になってしまいましたが、まだ大阪行きで一番重宝がられていた頃、みんなで大阪の「国際ウエルデングショー」を見学に行った事がありました。
大阪駅へは早朝6時頃に着くものですから、開いている食堂でゆっくり朝食をとっても会場へ行くにしても早すぎて困ったものでした。
まだ早いけれども地下鉄、そしてモノレールと乗りついで会場へ行って時間がくるまであちこちでブラブラ。
開場を待って行列を作って入場したことを今でも記憶しております。
思えばあの頃は日本も順調に上昇路線を歩んでいた頃でした。
私にとっても目に入るものの新鮮さ、新技術に驚きと期待感である種の興奮さえ覚えていたように思います。
最近では20年の大阪開催に研修旅行としては2回目の見学会を行いました。
大阪、神戸と宿を変え自由行動の時間を多くとって各々の計画で楽しんで頂きました。
二日目の神戸ではみんな揃って居酒屋で夕食を共にしました。珍しい魚料理で舌づつみをうちながら楽しい時間を過ごしました。
そして翌日は市内観光、中華街で昼食、たまたまイベントをやっていた酒造会社の見学、そして試飲もあってちょっと酔い気分で伊丹空港へ向いました。
そういえば今回の「ウエルデングショー」は私達が見学した次に開催されたものでした。
大分前のことのように思われましたが、2年に1回開催され、それが東京、大阪と巡るものですから4年に1回と言う事になるわけです。
ちょうど1年位前になりましょうか、縁あって神戸の会社と取引が始まり、担当者が2回お出でになりました。
新開発の技術商品でその道では充分性能を発揮できる部材でした。
こちらへお泊りになったとき居酒屋で夕食を共にいたしました。
「お酒は好きなんですけど量はいけないんです」それは私も同様でありがたいことです。
一杯やりながらこの製品の開発にあたっての苦労話、失敗談など楽しい時間を過ごさせて頂きました。そして
「貴方の会社は神戸ですよね。地下鉄の○○駅は近いですか？」
「近いですよ。私の家からもそんなに離れておりません」
「じゃお願いがあるのです。まだ営業しておられると思うのですがご夫婦と子供さんとでやっている居酒屋があるんです。美味しい魚料理で安く飲ませてくれます。利用してくれませんか」
「結構です。私も好きな方だから。貴方の紹介と言っても良いですか」
「勿論結構です」
数日後、電話がありました。
「行って来ました。美味しいお料理と新潟のお酒を飲ませて頂きました。お話も楽しかったし、また行きますよ」 |
| 樋山忠明 |
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